SewiGの日記

■ [Other] 博士前期課程の研究発表会

先輩方の研究発表を聞きに行きました。ここ数日間は深夜24時を過ぎても研究室の電気が消えることは無くすごく大変そうでした。今日の発表でもすごく疲れているように見えました。今までお疲れ様です。さて、これだけ苦労して発表しているわけですが、来室されていた６人ほどの教授のうち２人寝ているのを発見しました。なんだかなぁ。

■ [Music] ACID 4はよく落ちるなぁ

録音してるとよく落ちてしまうので困るなぁ。エムクリにあるPCのマシンスペックが低いのが問題なのかも。そういえばそろそろACID 5が出るなぁ。

■ [Other] 卒業論文の発表会

今度は4年生の先輩方の研究発表を聞きに行きました。前から興味にあったアクティブコンテンツの話題が登場。コンテンツの流通のテーマなんかはRFID本格導入が近いこともあり旬な話題で反応も良かったと思います。あと、修士論文の発表会と違い、聴衆も多くていい雰囲気でした。

■ [Programming] VBのバイト終了

今日、最後の給料をもらって、Visual Basicのバイトが終了しました。この会社、給料は歩合制なので社員は終電の時間までがんばって仕事してます。恐ろしい。恐ろしいんですが、適度に会話があって、コミュニケーションが取れててよかったです。インターンシップで行った会社では業務以外はほぼ無言でしたから。これは賛否両論ある問題です。

SQLの勉強にもなりましたし、帳票作成業務の一端を理解できたのでやってよかったと思っています。

■ [Music] リモートデスクトップで音楽製作

大学にいるときに自宅の音源を鳴らせたらいいなぁと思い試行錯誤。さすがにSK-88Proを持ってくると大変なので。

Windows XP Proに付属のリモートデスクトップ接続では音声のリダイレクト機能がついてるんですけど、この設定ではMIDIドライバが根こそぎ隠されます。で、「リモートコンピュータで再生」にすると、MIDIドライバが復活して、VNCのように元の環境そのままに遠隔操作ができますが、音声が送られてきません。

音源はアナログ入力にしているので、これをA/D変換してRDP Audio Driverに出力するなり、ストリーミングしてやればOK。音声チャットはまさにこの処理をやってくれます。MSN MessengerやYahoo Messengerなどが有名です。これで一応再生できました。Windows XP Proを持ってなくてもVNCでこの方法なら大丈夫です。音質はMSN Messengerの方がよかったと思います。あくまでリモートで音楽製作のラフができればいいレベルなので、楽器の判別がつく程度の音質があればいいです。

時間が無かったのでここで断念。他にスマートな方法を知ってる方はぜひ教えてください。

■ [Shopping] 今週の買い物情報

• レコーディング/ミキシングの全知識
• タイムスリップグリコ　グループサウンズ編

レコーディング/ミキシングの全知識 - 杉山勇司 著

ボーカルを録音することになったものの、レコーディングのノウハウがまったくないので買ってみました。特にスタジオでやるのは初めてなもので、第2章のマイクの説明のところは参考になりました。もう1冊音響工学寄りのレコーディング本があって、数式なんかもあってプログラミングにも役立ちそうな内容でしたが、読みにくかったので今回はパス。

タイムスリップグリコ　グループサウンズ編

お菓子のオマケをまた買ってみました。昔のレコードを音・デザインで再現してて、CDが入ってます。今回購入したものにはザ・タイガースのシーサイド・バウンドが入ってました。私はグループサウンズの世代ではないのですが、こう、懐かしい雰囲気をかもし出しています。で、この曲はリズミカルなパーカッションが印象的です。普段耳にしない音楽を聴くとアイデアが刺激されていいですね。

■ [Other] レコーディング→ビリヤード→ゲーセン

今日は友人のレコーディングの手伝いをしに大分県立総合文化センターのSpace Beへ行ってきました。足が無かったので友人5人で分担して機材を運びました。小練習室を借りました。小練習室と謳っているけど、5人が入れるほどの十分な広さ、防音・吸音はばっちり、2時間半借りて800円という手軽さ。さすが県立。しかし、Webに備品でミキサー・スピーカ・マイク借りれますって書いてあるのに小練習室で貸せないとはなにごとだろう。

で、なぜかビリヤードをすることになり、15分100円のビリヤードをすることに。ビリヤードなんて高校の友人とやったのが最後で腕が鈍っていました。もともと上手くない腕が鈍ると悲惨です。でも勝ったり負けたりのデッドヒートでおもしろかったです。慣れないことでもやってみるべきですね。

それから、ゲーセン。ほとんどのゲームが50円のゲーセンなんですが、ポップンミュージックが置いてない・・・　ドラムマニアはe-amusementに対応してない・・・　で、ぷよぷよフィーバーを楽しみました。やっぱり大分最強のゲーセンはフリッパーズクラブだなぁ。

■ [Other] シナモロール

今ならマクドナルドのハッピーセットにシナモロールのシナモンやシフォンがゲットできます。
ぜんまいがついててまわすと、シナモンは耳を振りながら動き回り、シフォンは全身が震えます。耳が長いのがポイントですね。ウサギのようなんですが子犬だそうです。
サンリオっていったらキティくらいしか知らなかったのですが、これはいい。今度、駅前のサンリオ直営店に行ってみるか？

■ [Network] Googleサジェスト

Googleサジェスト Beta版が開始したようです。テキストに入力するとその入力を予想してリアルタイムに候補を表示します。Google Mapsと違い、Internet Explorer、Opera、Firefoxでも動作しました。Mac版のInternet Explorerでは動作せず、Safariでは文字化けしました。前回はGoogleのもしかして機能が即中止になったので、今回も早めに遊んでみることにしました。

• 「たむ」まで入力すると比較的かわいい系の役回りなアイドル声優のゆかりんこと田村ゆかりさんが、田村良子さん（旧姓）、田村正和さんといった著名人をおさえてトップに。
• 「おがた」まで入力すると男八段の異名を持つベテラン声優の緒方恵美さんが、国連難民高等弁務官の緒方貞子さんをおさえてトップに。
  
• 「カード」まで入力するとほえほえで魔法使いなCLAMPのカードキャプターさくらがトップに。
  
• 「つき」まで入力すると月姫、月詠、月は東に日は西にが出てきます。
  
• 「KOT」まで入力すると、いろんな声で歌うことができるアーティストKOTOKOがトップで、関連して、KOTOKO mp3 KOTOKO 歌詞まで表示されます。
  

インターネットはヲタ文化を中心に回っているわけですね。素晴らしい。

■ [Other] 部屋の掃除

久しぶりに部屋の隅々まで掃除しました。今まで隅に追いやられていた本がたくさん出てきてしかもそれを読み始めてしまい、片付くものも片付かない状況になってしまいました。
普段から掃除してればこんなことにはならないのに。なんてことだ。

■ [Music] ミキシング・マスタリング

この前録音したボーカルをもとにミキシングとマスタリングをしました。自宅の貧弱な環境とモニタ環境では難しいですね。優れた耳と高級なスピーカーが欲しいところです。

■ [Other] ジュンク堂書店が改装オープン

今日から大分最強の書店ジュンク堂書店大分店が今日改装オープンしたので行ってきました。入店早々ジュンク堂カード作りませんかと言われるし、本棚の位置が変わってるしで苦労しました。

大きな変更点としては

• 棚の大きさが小さくなり、数が増えたので圧迫感がある
• コミックコーナーが別フロアに移動する
• なぜかライトノベルコーナーがコミックコーナーと同じフロアに移動する

確かにライトノベルの購入者層とコミックの購入者層が一致するからって他の文学作品と切り離すのは良くないと思います。

■ [Shopping] 今週の買い物情報

• ライフワークは音楽 - 電子楽器の開発にかけた夢

ライフワークは音楽 - 電子楽器の開発にかけた夢 - 梯郁太郎 著

ローランドの創業者である梯郁太郎さんが音楽に捧げた人生について書いてあります。小さい頃から聞いていたラジオから流れてくる斬新な音楽に魅了されて、電器店を経て電子オルガンを製作するといったパワーのある人です。最後まで読んだら詳しく書きたいと思います。

■ [Network] 大分大学のセキュリティ意識の低さ

大分大学からアカウント申請というメールが届きました。これは大分大学内の認証を一括管理しているシステムに登録するというものです。パスワードを変更しようとアカウント申請画面へ行くとブラウザから警告が出ます。

黄色い警告マークが2つ。発行元が信頼されるところではないこと、有効期限が切れていること。前者は本来第三者に電子署名してもらうことで本物だということを証明してもらうことを行っていないため成りすましされる危険性があるという問題があります。後者の問題は同じ鍵を何年も使うと解読の危険性が高まるという問題があります。さらに、パスワードが8文字までしか利用できないのも問題です。この程度なら今29800円で販売されているパソコンでも解読できます。だいたい。去年の12月に担当者に聞いたところ、4月まで待ってくれといわれました。

続いて、同じ大分大学情報処理センターのWebメールですが、ここでも同様の警告が出ますが発行者が違います。「Oita Univ. IPC root CA 1」と表示されます。同じ組織のシステムで別の証明書は使わないでください。極めつけは説明文。

セキュリティの警告が出てきますが、ここでは「はい」を選択します。

http://cc.oita-u.ac.jp/passwd/passwd_jp.html

そして、今度は知能情報システム工学科のWebメールです。

こちらは黄色い警告マークが1つ。さっきよりマシかと思ったら、有効期限が2004/12/13から2014/12/11です。もう有効期限の意味がありません。そしてまた発行者が違います。

もう、ケチケチしないで大分大学は学内で統一して証明書を署名してもらってください。

■ [Other] とり天

とり天は大分名物の1つだということを知りました。とり天は一口サイズの鶏肉をてんぷらの衣で揚げて、たれで食べる料理です。から揚げとは違って、小さくてサクっとしているので食べやすいのがいいですね。

カボス、やせうま、だんご汁以外に大分名物の料理を食べたい方はとり天に挑戦してみてください。

■ [PC] PC100のSDRAMがとても高価

性能は明らかにDDR SDRAMの方がいいのに、PC100のメモリはDDR SDRAMと値段的に大差はないという状況です。今や中古のPCを買うより、新品のPCを買った方が安くて高性能なのに、中古PC市場がなくならない現象と同じですね。私もプログラムの動作確認用に古いPCを買う位ですし。

友人に連絡したらメモリ余ってるよ、と言われたのでPC100のSDRAM 128MBを2枚貰いました。

■ [Music] I'veなCD2枚

• 島みやえい子　ULYSSES
• 川田まみ/KOTOKO　radiance/地に還る〜on the Earth〜

ULYSSESは島みやえい子さんのオリジナルアルバムです。「Introduction」〜「ULYSSES」は新曲です。「Introduction」は民族音楽な感じで、音が広がって聞こえる幻想的な曲です。で、「ULYSSES」にノンストップでつながってます。ほかにも「愛の歌」や「宇宙の花」は民族音楽というかアジアな感じがしますね。島みやえい子さんの曲は、落ち着いた透き通った曲が多くて、島みやえい子さんのボーカルとI'veお得意のトランスな感じのパターンが低音部分に来るもんだから、聞いていると楽しくて、癒されるという不思議な感じがします。このアルバムなら「スカラベの祈り」や「Spiral wind」でしょうか。

radianceは川田まみさんのメジャーデビュー第一弾のCDです。最近I'veの歌姫が次々とメジャーデビューしてますね。で、今回も初回版にはDVDが付属しています。メジャーデビューするとプロモーションビデオを製作しないといけないんですかね？　確かにランキングに載ろうものなら映像がないとテレビでオンエアしにくいですしね。「radiance」は中沢伴行さんの編曲なんですが、高瀬一矢さん編曲の「Re-sublimity」っぽい感じがするんですが気のせいでしょうか？　「地に還る〜on the Earth〜」はオーケストラです。こういうアレンジもありなんだなぁ。

■ [Other] 衣替え中

最近、大分も暖かくなってきたので春物の衣類を揃えようと思い、トキハわさだタウンという大型商業施設へ行ってきました。久しぶりに行きましたが敷地が広すぎです。結局衣類どころか、本まで買ってしまう始末。うーん今月は出費が多いなぁ。CDは発売ラッシュだし、前から欲しかった本をまとめ買いするし、予約分も残ってるし。春休みで金銭感覚が鈍くなったんでしょうかね。と、いいながら毎号購入しているJAVA PRESS Vol.41を立ち読みするも購入し忘れました。はぁ。明日、買いに行きます。

■ [Other] 睡眠不足

睡眠不足で1日中体がだるかったので、寝込んでました。といいつつ、友人とぷよぷよフィーバーで対戦をして悪化させてしまい余計に気持ち悪くなりました。誘惑に負けないようにしないと。みなさんも体調には気をつけてください。

■ [Other] 地震

福岡を震源に地震がありました。これで発生時刻が夜中だったら被害がもっと拡大していたでしょう。地震は現在、予知が難しく、いつ起こるか分からないので怖いですね。関東では、地震の何秒か前に通知するシステムが試験中らしいですが。私の部屋の場合積んである本が倒れてこないかと心配です。むしろ火事・水害といった二次災害で本が使えなくなるほうが怖いかもしれません。でも死んでしまってはこれからの楽しい人生がなくなってしまうので、目先のことに囚われてはいけませんね。今生きていることに感謝しないといけません。幸せは自分で作るものだから。今年の春はダラダラ過ごさないようにしようと思いました。

■ [Shopping] 今週の買い物情報

• The Essence of ToHeart2
• Software Design 2005年3月号
• JAVA PRESS Vol.41
• 島みやえい子　ULYSSES
• 川田まみ/KOTOKO　radiance/地に還る〜on the Earth〜

The Essence of ToHeart2

ToHeart2の攻略本なんですけど、ビジュアルブック・スタッフインタビューとして買ってもいい内容です。表紙は書き下ろしです。

Software Design 2005年3月号

普段は立ち読みだけしている雑誌です。1CDとバックアップにの記事が目当てで購入しました。まさか、3月18日に3月号はないだろうと思いながらも近所の書店に行くと売ってました。大分は田舎でした。

JAVA PRESS Vol.41

JavaVM/GCについての特集は、知らないことばかりで面白かったです。もっとスマートなコードが書けるようにしないといけないと実感しました。あと、JavaSoundAPIはSunの公式ガイドをやさしく説明してあっていいですね。

島みやえい子　ULYSSES　と　川田まみ/KOTOKO　radiance/地に還る〜on the Earth〜

詳しくは2005/03/17の日記をご覧下さい。

■ [Other] 飲み会2日連続

身も心も懐も空っぽになりました。送迎会という名の飲み会と、忘年度末会という名の飲み会です。幹事さんは2次会までお世話した後、電池が切れてしまったようです。まかせっきりで、すみませんでした・・・

トリプルミックスジュース　→

一見、ただのコーラに見えますが、ココアやら、カルピスで甘さ10倍。糖尿病の危険性があるため絶対にまねしないでください。

■ [Programming] Windowsアプリ

音楽アプリの仕事があったので、Windowsプログラミングを勉強中です。GUIまわりが面倒くさいですね。あと、初期化部分なんかはどのプログラムも大体同じだから、とクラス設計に凝りだしてプログラムが完成しません。困った困った・・・

■ [Other] 先輩の卒業祝い

今日は明日の卒業を控えた大学の先輩の卒業祝いをしていました。卒業研究が忙しく、なかなか会えなかったのですが、久しぶりに会えました。用意していた小物と花束を渡したらとてもうれしそうでした。よかったよかった。その後はみんなで昼食をとりました。

この先輩は応用化学の人で燃料電池を研究していたそうで、これからのエネルギー問題に利用できそうな内容です。生活に密着した題材が研究テーマだとやりがいがあっていいですよね。
私は4月から4年になります。無線ICを使って何かしたいなぁと考えています。これも今話題の題材なのでやりがいがありそうです。

■ [Other] 今日は大分大学の卒業式

今日は宇佐まで行っていたのですが、大分大学前駅にとてもたくさんのスーツ＆袴の人がいたので何事かと思ったら、卒業式のために、大分県立総合文化センターのグランシアタに行っているところでした。そうでした、大分大学が大分医科大学と統合してからは入学式・卒業式の場所が変わったのでした。でも証書が受け取れるのは大学構内に戻ってからで、両構内どちらからも結構距離のある場所での開催なので面倒そうです。

■ [Other] 買い物しようと街まで出かけたら

友人3人と出会いました。3人は昼から明屋書店で絵本の読み聞かせをしました。絵本は皇室ビデオで話題になった「うずらちゃんのかくれんぼ」以来、全然読んでませんでした。絵本って大人が読んでもいいものです。絵だけ見ててもいいし、絵本に使われる童話は古い文献のリメイクな場合が多く、ストーリーに含みがあって考えさせられます。

読み聞かせの後は友人とケーキバイキング・アニメイト・ジュンク堂・ブックオフと思いがけない出費をし帰宅しました。

■ [Shopping] 今週の買い物情報

• regret
• 撲殺天使ドクロちゃん
• 涼宮ハルヒの憂鬱
• ランブルフィッシュ
• ポップンミュージック　キーホルダー　ポエット
• D.C.〜ダ・カーポ〜　キャラクターコミック Ver.朝倉音夢

regret

I've SoundのGirl's Compilation第1弾アルバムです。最近のI'veとは違いややノれる曲想になっています。このアルバムではKanonのED曲である「風の辿り着く場所」は名曲です。ゲーム本編でかなり思い入れのあった曲ですが、改めて聴くと感動が再来です。しかも、折戸伸治さん、麻枝准さん、高瀬一矢さんという最強コンビです。

撲殺天使ドクロちゃん

前から読んでみようと思っていた一冊。高速バスの中で読むことにしよう。

涼宮ハルヒの憂鬱

前から読んでみようと思っていた一冊、その２。

ランブルフィッシュ

友人からの 執拗な 熱烈な推薦があったのでこれも読んでみようと思います。

ポップンミュージック　キーホルダー　ポエット

こなみるくの商品買うのは久しぶりだなぁ。このポエットはポップン７の衣装で、結構気に入ってます。e-amuカードのキャラも７ポエットだしなぁ。

D.C.〜ダ・カーポ〜　キャラクターコミック Ver.朝倉音夢

DCのアンソロジーコミックです。今回、私好みな作風の絵師さんが少なかったです。残念。

■ [Book] ランブルフィッシュ - 三雲岳斗 著

湾岸戦争ではじめて人型兵器が使用され、中学生だった将利はその現場を目の当たりにします。それから13年後ロボット格闘技が公認ギャンブルとして一般に認知されるまでに発達し、軍事用ということもあり新技術の導入・軍事転用と本格的なものとなっています。このロボット格闘技での人材を輩出しているのが恵里谷闘専という専門学校です。

この学園を舞台に色恋沙汰・SFが楽しめる作品となっています。瞳子と沙樹は犬猿の仲なのですが、ロボットトーナメントのチーム優勝という目的の下に頑張るという不思議な関係を保ってます。トーナメントでは1つ1つの動作が細かく書かれているので、SFものに拒否反応がなければ楽しく読めると思います。あと個人的には奈緒先生はオススメです。サブキャラでありながら、かわいい・個性が強い・居なくては話が進まない、といった徹底した脇役ぶりです。難を言うと、湾岸戦争でのロボット技術が現代のそれとリンクしているらしいのですが、詳細は次巻に回されていて分かりません。1巻で完結してはないですね。あと、学園を描きたいのか軍事を描きたいのか分かりません。これも次巻で解決されているのかもしれませんが。

■ [Other] わがままフェアリーミルモでポン！

オープニング曲担当のパーキッツとエンディング曲担当のSanaに興味があってOPが「らびゅ らびゅ」の時から見てます。

写真はマクドナルドのハッピーセットです。

■ [Music] 128和音の3Dサウンド対応音源チップ

128和音の3Dサウンド対応音源チップ (ITmedia)

携帯向けPCM音源チップ「μPD9971」だそうです。これはすごいです。同時発音数だけでいったら私の所有するSK-88Proを超えてます。後は音質ですね。視聴できるようにならないかな。でもNECはYAMAHAのFM音源「MA-5」を捨てるのでしょうか？　ドコモはPCMだけになってしまうのでしょうか？

■ [Other] 発売延期してた

KOTOKO「KOTOKO LIVE DVD」、Lia「君の余韻〜遠い空の下で〜」、riya「時の向こう側」が発売日過ぎても届かないので確認したら、KOTOKO LIVE DVDが04/01に発売延期してました。発売日が1日しか違わなかったから3つ一緒に注文してたら3つとも遅れることに。

■ [Book] ライフワークは音楽 電子楽器の開発にかけた夢 - 梯郁太郎 著

ローランドの創始者である梯郁太郎さんの電子楽器製作人生を細かく記したものです。

ローランドでは数多くの技術を生んできましたが、MIDIについて特に印象に残っています。同じ演奏情報を異なるシンセサイザーで鳴らし、曲の雰囲気を大きく変えることができます。これはMIDI規格が誕生し現在流通しているあらゆる電子楽器にMIDI端子が搭載されていることによって可能となっています。これだけ広く普及した背景にはMIDI規格において規格草案当時もっともコストの掛からないDIN 5pinを採用したことでしょう。部品の流通を考慮したもので、梯郁太郎さんが時計の修理で問題になった部品の調達のノウハウが生かされています。規格が広がるためには、規格をオープンにし、どのメーカでも実装しやすい規格であるべきなのです。また規格を広めることは業界全体の活性化を促し、自社も活性化するのです。

それから電子楽器の誕生について。新しい分野への挑戦には様々な障害があります。1960年代、電子楽器は新しい分野であり、取引銀行へは何度も電子楽器とはこういうものだと説明し、役所からは楽器ではなく規定外の商品を製造していると言われ、海外からシンセサイザーを輸入するにも税関で「冗談じゃない、これが楽器か？証拠を見せろ」と税関で止められ、資料も稀少でした。しかし、演奏者である冨田勲さんの功績もあり、まったく新しい音を奏でる音楽が聞けるようになりました。

梯郁太郎さんの考えには学ぶことが多かったです。特に印象に残ったものを紹介します。

• 技術者と経営者の葛藤

技術者であり経営者である梯郁太郎さんは、会社を存続させるためには、当時学術機関などで導入されていた高額の大型楽器を捨て、より大衆向けの安価な小型楽器を優先するという決断です。技術者としては、また大型楽器を作るために入社した方もいたらしく、本人は社員も残念だった決断です。ただ、この選択が正しかったことは、後に大型楽器の会社が倒産したこと、現在のシンセサイザー事情からも分かります。一時的な損失に惑わされず会社としては技術よりも経営という選択肢もあるという考えは私には思いもつきませんでした。いつかこういう事態があらゆる技術者に起こりうるのかと。

この本からは楽器、特にオルガン・シンセサイザーの歴史やまったく新しい分野での会社立ち上げについて学ぶことが多かったです。第9章のMIDIのスタートはかなりオススメです。ぜひ読んでみてください。