SewiGの日記
2005-01-24 [月] [長年日記]
■ [Other] PC講習会の難しさ
今日、PCのディスプレイの映りが悪いという苦情を受け、管理しているPCへ向かいました。今までPCの4:3の画面をワイドテレビが引き伸ばして表示していたのに、4:3のまま表示されているだけでした。何もしてないのに勝手にこういう設定になった、と言います。PCの設定を調べること5分。PCの設定には問題は無かった。一応、ワイドテレビのリモコンでアスペクト比のボタンを押すと・・・ あら不思議一瞬で元に戻りました。仕事柄PCに向かってばかりの人ほど、ソフトウェアに原因があるのではないかと思いがちです。マウスが動かないからドライバが悪いと思っていたら接触不良だったなど。
ただ、状況をもう少し詳しく伝えられないのでしょうか。ディスプレイの映りが悪いとだけ言われれば、電気的な故障かと思ってしまいます。PCの知識が無い人は機械オンチだから上達しないと言いますが、原因は状況を把握していないからだと思います。上でも何もしていないのに画面の設定が変わったとありましたが、何もしていないのに問題は発生しません。状況を把握していないだけです。
いわゆるパソコン講座でも同じことが言えます。MicrosoftのWordの操作を教えると、
生徒「勝手に変な表示が出ました!」
(何もしてないのに保存しますかダイアログは出らんだろ・・・)
きっと、文章を書いてて書き直そうとしてウィンドウ閉じたのだと思うのですが、なぜそのことを一緒に言わないのでしょうか。
上達への第一歩は今何をしているか把握し、1度したミスを繰り返さないことです。
PC講習会、専門学校などで講師をやってる人は初学者の陥りやすいポイントを把握し、当たり障りの無いやさしい態度で接する能力があるのだと改めて感心しました。
すいませんでしたねえ!