SewiGの日記
2005-01-13 [木] [長年日記]
■ [Opinion] ユビキタスっていえるくらい環境が整えば
最近テレビのニュース映像で視聴者提供っていう映像が増えてますね。それもホームビデオでなく携帯電話などで撮った
低画質のコマ落ち映像が目立ちますね。鮮明さよりも出来事が起こった直後の貴重な一瞬に価値があるというわけです。
携帯電話の普及率も爆発的に普及してますから、写真や動画、テキストなどの情報をどこにいても公開できます。
これだけ個人の情報配信が簡単になればマスメディアのカバーできない僻地での出来事や取り扱ってもくれない出来事を
世界中に配信できます。*1
例えば、最近起きた スマトラ島沖地震。CNNでは緊急特別番組を組んで最新情報を長時間報道していましたが、
日本の民放は字幕スーパーを出すだけで何をしているのでしょうか。個人が現地でデジタルデータを採取して、
ブログなんかで状況を伝えたほうが早いですよ。阪神大震災の時は現地の生々しい状況を撮った写真がすぐウェブに
載ったことがインターネットの有用性を示していたと思います。現地の人は義捐金よりも物資と人材が欲しいはずです。
そして現地の悲惨な状況を世界中に知ってもらい、以後の自然災害に役立ってほしいと思っているはずです。
*1 公序良俗をどう守るかといった問題は残るが