SewiGの日記
2006-01-22 [日] [長年日記]
■ [Other] 展望の問題
- 東証システム、耐用期限過ぎていた 導入は10年前 (asahi.com)
日立の10年前のメインフレームが今まで使用されていたとか。しかも取引件数の上限がハードディスクの容量で決まっていたとか。10年でリプレースする予定があったのなら、10年後にネット取引が増えて取引件数は増加するとは予測できなかったのでしょうか。そうでなくても別の補助記憶を増強して、取引件数を増加させるような仕組みにしなかったのでしょうか。これくらいキャパシティがあれば当分大丈夫だろうの時代はもう終わったと思っていたらこんなところに。
東証の経営は随分といい加減だそうで、いろんな方面から批判が出てるよ。
半年ぐらい前は東証が東証に上場するかどうかでもめたしね(ジェイコム騒動がきっかけで凍結されたらしいけど)。
ちなみに海を越えてアメリカのNY証券取引所の処理能力は、平均取引件数の10倍を常時キープできる体制にしているとのこと。お国柄の違いがこんなところにも・・・。
今回、東証取引停止の引き金となった某企業も問題だったけど、ここの株を買ってしまった個人投資家が多いことが驚きです。
前身の会社を知らなかったのでしょうか?
渦中の某企業の株主は20万人もいるそうです。
株式投資の目的は、株の値上がり益(キャピタルゲイン)や株主優待など、個々の投資家の投資目的によって様々だけど、この会社の場合は話題性と最低購入資金が少ないことが多くの人にとって魅力的に映ったんじゃないかと思います。
いずれにせよ投資は、利益数値や業績の伸び率など、企業の将来性に期待して行う色彩がどうしても強いので、過去の事情(不祥事除くw)はあまり影響しないと考えられます。
なるほどねー。株式分割テラスゴス。