トップ «前の日記(2005-07-18 [月]) 最新 次の日記(2005-07-20 [水])» 編集

SewiGの日記

2004|01|04|05|06|07|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|

2005-07-19 [火] [長年日記]

[TV] 女王の教室

冷酷な鬼教師のもとで授業を受け続ける6年3組の小学生たちの話です。これが、過激な表現だと評され賛否両論になっています。ドラマだからこういうものだと思って見ていればいいわけですが、そう割り切れるものではないと考える人がいるのも事実です。テレビの与える影響も大きいですし。

最初に見たとき、某昼ドラマみたいな展開でおもしろいな、と思って見ていた訳ですが、天海祐希さんが演じる鬼教師、真矢の裏と表の部分が見えてくると、計算高い女だな、としか思えなくて興ざめしました。本当にこんな先生がいたら、学級崩壊しますよ。思想は理解できるけど、行動が危ないです。こんな教師はどうでもよくて、このドラマのおもしろさはこの教師に対する6年3組の小学生の反応にあると思います。先生に従ったほうがいいと考える児童、先生は異常だと考える児童と反応は様々です。真矢の教育方針は絶対服従なので、前者の立場の方が児童にとっては有利であるはずですが、それは教師が自分にとって正しい道を示すものであればの話です。後者の立場であればかなりのリスクを背負うことになります。ここまで追い詰められるとクラスを変えるか教師を変えるかといった話になるのでしょうが、ドラマ的にも現実的にも困難でしょう。さて、あなたならどうしますか。


Copyright © 2004-2008 SewiG All rights reserved.