SewiGの日記
2005-09-12 [月] [長年日記]
■ [Shopping] MZ-RH10を購入
出先で簡単に録音できて、そこそこ音質の良い製品を探していました。EDIROLのR-1は本体が小型で内蔵マイク搭載で、PCM, MP3で保存できる。内蔵マイクの評判が良いらしく気に入っていたんだけど、値段が少々高い。YAMAHAのSound Sketcherはサイズが少々大きい感じがするし、性能的にも微妙。
そこで、値段もそこそこでPCMで取り込めるSONYのMZ-RH10を買うことにしました。録音に関してはライン入力やオプティカル入力が付いてるので、ケーブルを接続して、録音を開始するだけ。設定で「シンクロ録音」、「PCM」を選んでおくと幸せになれます。PCに取り込むときは付属のUSBケーブルで接続して、付属のソフトで取り込むだけ。これなら簡単にしかも高音質で取り込めてうれしいね。再生に関しては、過去のMDの規格も使えるし、MP3をHi-MDに書き込めばATRAC3の力を借りなくてもいいのです。やっぱラインでPCに取り込む作業の手間と音質を考えると良いよ、PCM。
で、欠点はメディアがHi-MDであること。MDLPの時と違い、業界がHi-MDにシフトしていないので、いつまでメディアは入手可能なのだろうか、とちょっと心配。あと、HDDやフラッシュメモリでないので、アクセスが遅い点も気になる。
さらに、買った後に気づいたのですが、今月の16日にM-AUDIOのMicro Track 2496が発売するではないですか。R-1みたいなコンセプトで24bit 96kHz、メディアはコンパクトフラッシュ。うーむ、日本での発売はまだ先だと思っていたのに、仕事速いね。なんかiPod nano発表直前にiPod miniを買った人のような気分だったりします。
いつの日か、録音にはMicro Track 2496、再生にはiPodを買うとして、しばらくは録音機兼音楽鑑賞として、こき使うことにします。
確か従来規格のディスクでもフォーマットすることで350MBになるそうなんですが、MDLPとかNetMDとかHi-MDとかこう次々と上位規格を出さては古い機器を持っている(私もその一人ですが)人間にとってはんだか損した気分になるんですよね…
あら誤字が:出さては→出されては
さあ、PCM録音が最高なHi-MD製品を買ってHi-MD普及に一役買ってみてはどうでしょうw
ソニーはSonicStageを捨て、新しいメディア管理ソフト出してます。
ソニーが今でも本当にHi-MDを普及させる気があるのなら、ソニーのMD製品の全ラインナップにHi-MDを導入して、Hi-MDをもっと市場に流通させるべきなんですよ。
このままではED-Betaの二の舞。