SewiGの日記
2007-07-27 [金] [長年日記]
■ [Other] 偏見
- 「Winnyでいいから読んでほしい」? 現役世代の本音と著作権保護期間問題 (ITmedia)
表題の著作権保護期間については議論については、おいておくとして気になる内容がありました。
現役世代はこの問題について語りたがらない。「口に出すと恥ずかしい」上、いま広く誰かに読んでほしいと思って身を削る漫画家の創作活動には、必ずしも関係がない。死して名を残す優れた作品を世に放つ意志と、死後の著作権が20年伸びること──イコールで結ぶには何か微妙なズレがあるようだ。
なるほど。日本発のアニメがいわゆるマジョリティ層にも注目されてきている現状においても、まだアニメといえば70、80年代のアニメという認識が強いようには感じます。テレビでアニメ特集があっても対象は昭和のものばかりというのはよくあります。
でも、商業ベースで今まさに注目されている漫画やアニメは一般の思うそれとは違うし、まさに売れている漫画やアニメはむしろ異端だと思われているのが残念でならないです。だから、「口に出すと恥ずかしい」と思う作家もいるんだろうし、理解ある「分かっている人」に受ける良い意味で身内受けする作品が増加している原因なんだろうなぁと思ったり。