SewiGの日記
2005-05-26 [木] [長年日記]
■ [FreeBSD] バックアップ
今までは毎月バックアップをしていました。毎日バックアップするようにしていれば昨日のようなことは起こらなかったわけです。今回はバックアップについて紹介します。
まず、pdumpfsを導入します。これはRubyで記述されているディレクトリ単位のスナップショット作成コマンドです。日付単位でしかも差分で記録するので容量も抑えられてうれしいね。インストールは以下のようにします。
# cd /usr/ports/sysutils/pdumpfs # make install clean
次にどのディレクトリをバックアップするかです。/bin /boot /etc /modules /root /sbin /stand /tmp /usr /var あたりをバックアップしておきましょう。例えば以下のようにすると/binのスナップショットを/home/backupにとることができます。
# pdumpfs /bin /home/backup
シェルスクリプトを作って必要なディレクトリを登録しておくと便利です。このスクリプトを/root/snapshot.shにでも保存しましょう。それからこのスクリプトを毎日自動で実行させましょう。
# crontab -e 0 5 * * * /root/snapshot.sh 1> /home/backup/log 2> /home/backup/error-log
あと外部メディアに持っていきたいときには、tar玉にしてもいいのですが、cpioが個人的にはオススメです。
アーカイブ作成 # find /home/backup -depth -print | cpio -o > backup.cpio 展開 # cpio -id < backup.cpio