SewiGの日記
2006-05-22 [月] [長年日記]
■ [Other] 今のゲーム
最近発売されているゲームに恋愛シミュレーションゲームが増えた気がします。コンシューマ用に新規に開発したものもありますが、PCからの移植が多いと思います。萌えならなんでも売れるとか、特典を付加して再販すれば最小の労力で売上が上がるなどいろいろ理由はあると思います。
しかし、一番の理由はゲームの面白さにあると思います。一般の人がプレイすると30時間掛かるゲームもありますが、長すぎます。かといって2000円以下で売られているゲームは単発モノでやりこみ要素が無いものが大半です。
そんななか恋愛シミュレーションは、長くても10時間もあればコンプできるでしょう。そして、隠しイベントなどオマケ要素もありやりこめます。この適度のプレイ時間とゲームしてますって感覚にオタクの購入意欲の相乗効果で恋愛シミュレーションが売れているのだろうと思います。
このシステムがいかに優れているかは、街がPSPで再販されたことを見ればみればわかるでしょう。
PS版「街」は、EDフルコンプするまでやりこみましたよ。
美麗グラフィックを売りにした長大なRPGよりも、短時間でプレイできる恋愛シミュレーションやノベルゲーのほうが現代人のニーズにあってるんじゃないかと思います。FF12とか、はまるのが怖くて買えませんもの……。
いまでは、同人やPC用フリーゲームなんかでも出来のいいものがたくさん出て来ているので、ゲーム会社はそこから先の差別化が大変そうだなと思います。
やべ、すごく返事を書くのが遅れました。
>差別化
そうですね。「うちのゲームはこんなにおもしろい」がほしいところ。
どうも「こんなにすごいことやってるぜ」が大半な気がして
私みたいなコードを書く人間にとってはこんな技術で作ってるぜ
と言われれば興味ありますけど、一般人からすればアピールに
ならないのかもしれません。
だからこそ、少し前みたいにもっと多くのクリエイターがが
ゲーマの前でプレゼンしてここがおもしろいんだぜ、と面白さを
伝えて欲しいと思います。