SewiGの日記
2008-02-04 [月] [長年日記]
■ [Software] ほら、HelloWorldを怠るから…
- 公衆電話故障の原因は「うるう年」 (ITmedia)
両社によれば、公衆電話機には定期点検時や料金回収作業に伴う公衆電話機の開閉時などに、動作確認をする自己診断のソフトウェアが搭載されている。同ソフトウェアでは診断日を自動設定する機能もあるが、今回の障害では「うるう年」の処理を行うソフトウェアに障害が発生し、次回診断日の設定ができず機能停止した。
この型の公衆電話では、今回が初の閏年を迎えた日だそうで。プログラミングの教科書なんかで、ほんとHelloWorldくらい流して説明される閏年判定プログラム。教科書では単に条件分岐の練習や、剰余の求め方の例として閏年の例が出ますが、これってさ、ソフトウェア設計論の例外事例として説明すべきゃないかな。別に閏年判定はアルゴリズムが難しいんじゃなくて、こういう例外処理を怠る事が問題なんだから。そもそも「例外」として扱うのは如何なものかという議論も起こりそうですけどね。