SewiGの日記
2005-07-12 [火]
■ [Book] 憂鬱アンドロイド - 真嶋磨言 著
自分をアンドロイドだと信じている少年、小田桐正機と彼を愛する少女、桜野茜の二人が、悩みを抱える様々な人達と交流していくことで自然と問題を解決していく物語です。誰もが持つ憂鬱、しかしなぜ、この世界で生活するものは「憂鬱」なのだろうか。
おかしな言動で周りから変人扱いされる正機ですが、実際に彼とその付き添いの茜に出会った人達は考えが変わり、やさしい気持ちへと変化したのです。ポイントとなるのは、正機の無邪気さの中に存在する強い意思と茜の優しさです。「ぼくはアンドロイドだから」という言葉は正樹の弱音でもあり、困難に対して前向きに戦う強さでもありました。茜はその言葉を聞くたびに苦笑しながらも「君は充分に人間だよ」と返します。この言葉の意図は・・・
各話で話は完結していますが、正機と茜の2人の時間の流れと見事にリンクした構成になっています。とても読みやすいと思います。
2006-07-12 [水]
■ [Hardware] そうかマーケティングか
- iPodヒットの仕掛け人、前刀氏がAppleを退社 (ITmedia)
マーケティングの能力って重要なんですね。重くて、バッテリが持たないから大丈夫かなと発表時に思っていたのに、チップの性能向上などで小型化、長寿命化とどんどん性能がよくなっていきました。さらに、ブランド力というか持っててワクワクするiPodの存在は偉大。iTunesとiTMSの組合せが無かったらココまで普及しなかっただろうというくらいすごい衝撃でした。
● りいあ [面白そうですねえ・・・・・是非、読んでみたいです!]
● SewiG [ぜひ、読んでみてください。]