SewiGの日記
2005-05-11 [水]
■ [Book] 青の炎 - 貴志祐介 著
映画化もされて話題になった作品です。主人公の櫛森秀一は母と妹の3人で暮らしていたのですが、平和な家庭に母の再婚後に別れた男である曾根隆司がやってきます。男は、金と居場所を求め家族へ傍若無人に振舞います。そんな義父から母と妹を守ろうと、秀一は完全犯罪を計画します。とはいえ、彼の心はそれほど強くはないのです。本当に義父を殺害していいのかという葛藤、クラスメイトの紀子とのギクシャクした関係。しかし、彼の犯行に対する考えは一貫していました。人々はなぜ一部の人間によって不幸にならなければならないのか、世の中には死んでも良い人間もいる、そういう考えを持っていたのです。しかし、本当にそれで正しかったのでしょうか。秀一は後で驚愕の事実を知ることになるのです。この作品は倒叙スタイルで進行し、犯行の様子とそのときの心理状態が細かく記述されています。
2006-05-11 [木]
■ [Network][Book] 最近のGoogle
- グーグル、日本でも書籍全文検索サービス提供へ (ITmedia)
最近、競合会社の勢いに押され気味だったGoogleが、最近Google Desktop 4やGoogle Co-op、Google Trends、Google Notebookと一気に巻き返しを図っています。結構Webアプリが増えましたね。最近は署名のないローカルアプリケーションを不用意に起動してはいけないという流れになりつつありますし、常に最新版という強みもあって、Webアプリへの流れは自然なものでしょう。(デベロッパーとしても楽できてうれしいしね)
そんな中、日本でも書籍全文検索サービスの提供ときました。Amazon.co.jpがすでにサービスしているわけですが、Googleが検索技術でAmazonを上回るのでしょうか。それとも別の方法でしょうか。Amazonの場合は書籍検索の後、レビューを見て購入までできるのが手ごわいのでここが課題ですかね。